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2017.09.01

日本の畳文化

読む為の所要時間: 9分

およそ1,300年の歴史を持つ日本発祥の敷物、畳。

畳の発祥とされている奈良時代、聖武天皇が使用していた御床畳(ゴショウノタタミ)とは、現代で言えばベットのようなもの。

真薦(マコモ)を編んだ筵(ムシロ)のようなものを5〜6枚重ねて、表面にい草の菰(コモ)をかぶせて縁をつけ、この畳らしき物を木製の台の上に置き、2つ並べて寝具として使用していました。

このように畳とされるものは奈良時代からと云われてますが、筵などの敷物はそれ以前にもあったとされています。
 

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平安時代には畳は座具として扱われ、使いたい場所にだけに敷く座布団のように、またはちょっと横になる時の寝具の代わりといった使い方をされていました。

現代の置き畳の感覚ですね。

ただ畳は貴重な物として扱われていたため、位の高い大名や武士でないと持つことはできませんでした。
 

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鎌倉時代に入ると、客を招くための座敷が生まれ、室町時代にかけて枠に畳を敷き詰める建築様式となりました。
この座敷が和室の原型であったと云われ、後に書院造も作られるようになってきました。
 

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室町中期から発生した茶室建築の要素を取り入れ、安土桃山時代・江戸時代にかけて数奇屋風書院造が造られるようになってきました。

明治時代に入ると数奇屋風書院もさらに洗練され、昭和初期にかけて発展していきました。
 

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昭和中期には建設ラッシュもあり、畳の需要は高まりましたが、昭和後期からは生活スタイルも椅子やソファに変化していったことで、畳の需要は減少していきました。

近年では建築コストからもフローリングが増え、和室の無い住宅も少なくありません。
現代のライフスタイルでは、日常生活においては和室の必要性がなくなったのかもしれません。
ただ、和室を造る住宅が減っても、畳がなくなったわけではありません。
和室とは言えない「畳スペース」を取り入れる傾向が近年増えてきています。
 

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リビングに取り入れることで、現代のライフスタイルに逆らわず、日本らしさも残す海外には無い新しいカタチ。

椅子の生活に慣れても、住宅のどこかに日本らしさを取り入れていきたいですね。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。 

今後も「畳職人☆愛畳空間」を宜しくお願いいたします。
 

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  • 一級技能士の店 亀山畳店三代目
    畳職人TOMOYUKI
  • 亀山 友幸
    Tomoyuki Kameyama


静岡市葵区の番町で育ったオーバーサーティーの畳職人。
☆得意技:表替え、裏返し、割本による寸法取り

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